19c~20c初頭　インドアンティーク　木彫ビンディ入れ 既婚のヒンドゥー教の女性が額に施す赤い点をビンディと呼びます。これはそのビンディを入れておくための化粧道具となります。上蓋と下蓋は釘のような鉄製の金属で接続されていて、スライドすることで開閉します。内部にはビンディの入れられていた当時の、朱色の痕跡が見て取れます。 おそらく松ぼっくりを模しているのであろうと思われる形状と先刻は荒っぽくもありながら、そうであるが故に、ただの道具という目的以上に宗教的な雰囲気と力強さを醸し出しています。 卓上にとん、と置いておくだけでもその場の空気感が変わるお品物です。 入手時より下蓋の角にかけがありますが、古い時代の傷と思われます。時代なりのスレや色褪せやなどはありますが、鑑賞に支障となるような致命的なダメージは御座いません。あくまでも時代を経たお品物ですので、不慣れな方は購入を控えて下さい。商品説明には主観に基づいた点もありますこと、ご了承下さい。購入後のご要望にはお応えできません。予めご了承ください。 おおきさcm 若干の誤差はご了承下さい。 縦13.5 横4.1 高さ3.3 #古道具坂田